太田亜紀
東京家政大学短期大学部卒業後、栄養士として食品会社 開発室に入社し、試作・分析などを行う。
26歳で大病を患い7年間勤めた会社を退職。
在職中より学んでいた「化粧療法」を通して五感の重要性と健康の大切さに気づき、以前から興味があった美容業界へ転身。
御三家ホテル内のエステティシャン等を経て、2006年春に独立。
「毎日の天気を気にするように、「じぶん」の肌や体や心を気にしてほしい」という願いを込め、五感を活かす健康増進型のサロン「SORA」を設立。その後、食と美容を通じて五感を活性化させる健康法「五感美養」をオリジナル・メソッドとして開発。
現在はサロン経営の傍ら、食と健康に関する各種執筆、企業コンサルティングや、公共施設におけるカフェアドバイザー、食育講演、ワークショップなど多岐に渡って活動している。
太田亜紀が五感美養アドバイザーとなるまで
食品会社に入社後はOLの傍ら、興味のあった美容の勉強をスタートしました。 最初は「自分」に対するセルフメイク。後にコスメティックセラピーという「化粧療法」に出会い、勉強をはじめます。
当時、特別養護老人ホームにて認知症である女性の方々に、化粧を施すボランティアを体験します。やさしい精油の香り、ゆったりとした音楽、カラフルな化粧品を並べ、五感を刺激する雰囲気作りをした部屋で、認知症の女性の方々にお化粧をさせて頂きます。
すると・・・
最初、笑顔が見られない方たちに、終わった時には沢山の笑顔であふれています。 とても感動的な瞬間を味わい、五感やコミュニケーションの大切さが身にしみた時です。
「くも膜下出血」を患う。若干26歳と４ヶ月の出来事でした。
発症した人の約5割は死に至り、生存しても約２割の人に半身麻痺などが残るといわれる病気。２週間のICU生活や2週間の一般病棟での生活を体験。たった2週間で筋肉が落ち、立てなくなる経験もしました。
退院後、自宅療養生活を送ります。開頭手術のため突然坊主頭になるという現実は、ミーハーOLにとって、とても屈辱的な出来事でした。
部屋で看護師さんが体を拭いてくれたり、足浴をしてもらったり、そんなことに感動しました。「たったこれだけのことが気持ちいいんだ！」と心から感じた時です。
病気を通して学んだことは計りしれず、生かして頂いた命のありがたさ、尊さを実感しています。
だからでしょう、私、太田亜紀は「生きる執念」と「死ぬ覚悟」は人並み以上の意識があります。
結果として常に「健康に生きるためにできること」という大きなテーマがバックグラウンドにあり、五感美養アドバイザーとして多岐に渡り活動しています。
活動履歴
【ワークショップ・セミナー講師】